棚の隙間

自分の好きなものを綴っていきたいと思います。

キャリア形成を考えている話と労働について

 新年が始まって、もう3日が経過した。昨年から思っていたことを言葉にしたくて、ブログを書いた。最近、あまり本についてとか書いてないけれど、まあいいや。

 3年位前から、国家試験である資格取得に向けて勉強をしている。ただ、今年の試験が受からなければ勉強を辞めようかなと思っている。理由はいくつかあって、まず年々試験が難しいと感じるようになったこと、体力的に追いつかなかったこと、取得した後のビジョンが見えにくいと感じてきたこと。キャリア形成を再度する必要があるかなと思っている。

 数年前まで、私は働くことが嫌いだと思っていた。労働に対するある種の恐怖感みたいなものを持っていて、自分のキャリアが分からないと思うことも多かった。それでも、ブランクが嫌で応募できそうなものは応募して働いていた。今もそんな感じだ。

 最近、雇われるだけではなく自由な働き方、副業など新しい働き方がトレンドになっている気がする。副業や投資はした方がいい。なんて言葉をよく耳にする。とにかく、金、金、金。そんな印象もある。副業や投資を否定するわけではないし(私も積み立て型の投資をしている)、好きなことをしてお金を稼ぐことが出来たら幸せだなと思う。それに、生活の上でお金は大事だ。でも、全員が副業をする時間や投資をするお金がなかったりするわけで。好きなことをするにも、時間とお金がいる。こんなことを言うと、「出来ないことの言い訳」とか言われそうだけど。(実際、自分でもそう思っている)投資をしても、副業しても、好きなことをしても、お金第一主義によって労働環境が滅茶苦茶になって、誰も幸せにならない働き方をしてもいいのかなと思う。私が労働を嫌いだと思っていた理由は、多分そこだと思う。人権よりも、お金という価値観。そもそも、人権の上にお金があるのではないかと個人的に思っている。人権とお金のどちらかを選ばせる、両方ダメにする労働の体制が嫌いなだけだったんだと分かったら、何となく楽になった。私はずるいから、自分のせいだと思いたくなかっただけかもしれないけれど。

 多分、この先もその空気は変わることはないのかなと今の政治の様子や、社会状況を見るとそんな感じがする。でも、なるべく変えていきたいとも思っている。ただ、取りあえず今はなるべく人の役に立つ仕事をしていきたいなと思っている。