棚の隙間

自分の好きなものを綴っていきたいと思います。

今月のおすすめ本 11月号 「Enjoy Simple English」シリーズ

 こんにちは、またもひと月空いてしまいました。読書の秋といいますが、もう秋ではなく、冬のような気持ちがするのは私の気のせいでしょうか?

 さて、今日ご紹介するのはNHKラジオで放送されている「Enjoy Simple English」シリーズをご紹介したいと思います。テキストは、毎月発売されます。以下、テキストの紹介サイトです。

www.nhk-book.co.jp

 

 私が何故このテキストを始めたのかというと、私が大学時代に「多読」というものをやっていたからです。多読というのは、最初は易しい英語を読んで、徐々にレベルを上げて英語を習得していくものです。詳細は以下のサイトを参考にしてもらうと分かりやすいかと思いますが、大きなポイントとして「訳さずに読み、分からない単語が出てきたら、辞書は引かずに分かっている所を読む」ということです。以下、詳しく書いてあるサイトです。

www.seg.co.jp

 

 多聴多読マガジンという多読の雑誌も併せてご紹介しておきます。以下、サイトです。

www.cosmopier.com

 

 前置きが長くなってしまいましたが、社会人となり、時間的な余裕と自分のレベルに合った洋書が図書館で見つからなかった(私には難易度が高すぎた)ことなど色々な要因が重なり、長らく多読をやりませんでした。久しぶりに洋書を買って読んでみようと思っても、やはり英語力というのでしょうか、どうしても途中で読めなくなって断念してしまいました。何かいい方法がないかと探していたら、NHKのこのシリーズを見つけ、今回ご紹介するに至りました。

 一話が500語で成り立っているので、五分ほどで読めます。ラジオですので、ストリーミングもあり、音声を聞きながら本を読むことが出来ます。話もオリジナルストーリー、落語、古典文学など月曜から金曜まで内容が違い、飽きずに楽しむことが出来ます。内容が自分に難しいと思ったら、私はその話は読まないということもします。自分に合った読み方が出来るのも、このシリーズの特徴かなと思います。

 私が多読に出会って良かったと思ったことは、語学に対する興味が広がったということです。中学校や高校で無理やりやるよりも、何か話を読んで自分がその言語を読めたと思うことが実感できることが私は嬉しかったです。元々本を読むのが好きだったので、相性が良かったのかもしれません。

 このブログを読んだ人が少しでも多読というものを知り、この本に限らず沢山の洋書に触れられたらいいなと思います。

 長々失礼しました、今回は多読のこと中心であまり読書の感想というものではありませんでしたが、楽しんで頂けたら幸いです。